ARTIST

フィンランド生まれの印象派アーティスト。
1990年代半ばから作品を手掛けはじめたアルジャは、シドニーのニューサウスウェールズ大学でBFA（美術の学士）と、アートの最高学位であるMFA（美術修学士）を習得。ニューサウスウェールズ州美術館で名誉あるウィン賞のファイナリストにも選ばれました。

現在はオーストラリアを拠点としアメリカ、カナダ、イギリス、シンガポールなど多くの国で活躍しています。
アルジャの描く作品は、魚の群れや波の渦が調和している場面を抽象的に描いたもので、それぞれの魚を表すブラシストロークを単色にすることで、深さや立体感を表現しています。

鮮やかなブルーやグリーンにマゼンタやイエローを用いた彼女の絵は、その動きや質感、色味によってまるで生きているかのよう。
この作品のシリーズはアルジャの自然、特に海とのつながりと愛を表しています。
アルジャは最近、フィンランドの伝統的な織物のアーティストがフィンランドの景色を編み込むときの色と同じ色を自身の作品に使っている事に気づいたとのこと。
アルジャは作品を見る人たちに喜んでもらえるように、表現手段を試行錯誤したり深く追求することも楽しんでいます。